まとめ
コアが前月比マイナスを記録。
米国10年債も一時は4.30%⇒4.24%、USDは158.1⇒157.7まで低下する要因に。
米国株ほか他市場への影響は軽微(景気後退までは懸念されていない)。
総合は自動車が貢献、コアはマイナス
・5月小売売上高(前月比) +0.1%(予想 +0.3%、前回 0.0% ⇒ -0.2%)
・5月コア (前月比) -0.1%(予想 +0.2%、前回 +0.2% ⇒ -0.1%)
ここ数ヶ月低調だった自動車販売が巻き返している(右下灰色)
出典:米商務省センサス局『ADVANCE MONTHLY SALES FOR RETAIL AND FOOD SERVICES, MAY 2024』
小売売上高は米国経済のメインドライバー
小売売上高は、小売・サービス業者の売上金額をまとめた経済指標。
米国GDPを牽引する大きな要因であるため、米国経済の動向を占う重要な指標。
前回値がマイナスに修正
プラスだった前回値がマイナスに転落している点もネガティブな印象。
債券・為替だけ少し様子見に入る気配。株価は金利低下による上昇要因。
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